明日散る櫻が私です(心残りはありません)

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海軍少佐 中西 達二 命
  神風特別攻撃隊「常盤忠華隊」
  昭和二十年四月十二日
  南西諸島にて戦死
  山口県出身
  二十二歳

 (前略)
 現在の私には何等心残りはありません。
 唯(ただ)父上母上に対する不孝と不忠、父上母上の悲しみが気にかかります。父上にも母上にも私の死は最大の悲しみだらうと思ひます。
 悲しんで戴ければ私も安心して出てゆける思ひがします。がしかし、私は決して死にません。悠久の大義の道にいつまでも歩を進めてゐます。さうして必ず皈(かえ)つて来ます。あの?國神社にあの護國神社に、又父上母上の枕元に。
 山口にも既に櫻が咲いてゐると思ひます。明日散る櫻が私だと思つて下さい。
 (中略)
 山口のあの山、この川、あの道、この家、今眼前に次々と映じて来ます。先日こちらに来る際、山口の上空を旋回して、皆んなにお別れしようと思つてゐましたがエンジンが少し悪くなつたので宇佐に下りて修理したため、時間がなくて山口まで行けなかつたのが残念です。しかし大島郡は眼下に見て、方便山もはるか彼方に見、たしかに機上で皆とお別れした気でゐます。(後略)

  【平成十六年四月靖国神社社頭掲示】

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コメント1件

  1. 外 山 より:

     
      死ぬ覚悟が決まれば、 思ったり 考えたり、 移した行動の全てが辞世で
      あるから、信奉者に辞世の句をお願いされた臨終の※松尾芭蕉も 「 元
      々、覚悟を決めてはじめた旅ですから、 古池や蛙飛び込む水の音 から
      の全ての句は全て辞世です。 昨日の一句は今日の辞世、 今日の一句
      は明日の辞世、読んだもの全てが辞世です 」 と答えたのだと思います。
     
       ※ 『 「人間」としての生き方 』 / 安岡正篤 著 ( PHP文庫 )
          に、覚悟の精神のあり方が、とっても詳しく載っています。
     
                                   皇紀 2672年 6月 11日(月)

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