今日に優れる喜びは無し

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今日に優れる喜びは無し

       海軍中尉  辻 重二 命
       昭和十九年十一月十九日
       比島東方海面にて戦死
       岐阜県武儀郡上牧村出身 二十三歳

遺 詠

研(きは)むるも飛ぶのも帰する処には 君の為には命を捧げん
空に行く己が体をこれまでに 育てし父母に涙こぼるゝ
   昭和拾九年元旦
省みるみる日の重なりて
     神に近づく一足なるらん
我が心ゆるまんとせばまぼろしの
     母の姿が空に浮かびぬ
明日来りなば空の彼方に消ゆるとも
     友の情は忘れずあらむ
     一九、八、二
          大分にて 遠野少尉に会ひて
生をうけ喜悲に幾度会ひけるも
     今日に優れる喜びは無し
     一九、八、八
御両親様
待望の大命を受け征途につかんとす
日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮する覚悟で居ります
弟妹に宜しく
夕暗をついて帰れる編隊に
     友の愛機の缺(か)けたるさみしさ

            輝部隊   辻 重二

【平成九年十一月靖国神社社頭掲示】

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コメント2件

  1. 外 山 より:

     出撃した機体が任務を終え帰ってきたけれど、その数は全員では無い。
     それが「 友の愛機の缺けたる さみしさ 」。

     これを自分が缺ける番になった時を詠んでいるのがある。
     それが「 空の彼方に消ゆるとも 友の情は忘れず 」である。

     きっと、
     誰もが友情を魂に籠めて消えて、靖国に居られるのだと想います。

     皇紀 2671年11月16日

  2. 外 山 より:

     
         死様に こそ生きるのだ。
     
                                  皇紀 2672年 9月 30日(日)

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