絶    筆

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絶    筆

       海軍大尉  碓本(うすもと)守命
       昭和二十年五月四日
       南西諸島方面にて戦死
       滋賀県大津市下平蔵町出身 二十五歳

拝啓、長い間御無沙汰許(ばか)り致し、誠に申訳ありません。皆々様、何時も御元気の由、慶賀に絶へません。私も元気です。愈々出撃です。長い二十五年、本当に有難う御座居ました。私は悠久の大義に生きて行きます。私の今まで詫間に於ける状況は、私の教へた練習生が、今度大津空へ行きましたから、その練習生から聞いて下さい。
では、皆様いついつまでも元気にやって下さい。
父上、母上、幸子、智、榮子、千ちゃん、皆さようなら。
                                               守

皆々様

荷物の方も行李(こうり)だけは後から送ります。トランクは練習生が外出の時、家まで持って来て呉れます。練習生が遊びに来た時は、可愛がってやって下さい。この練習生は、練習機で離着水だけやって後、取止めになったのです。残念ですが致し方ありません。師範学校の方にも宜敷(よろしく)。川瀬、猪飼の小母さんにも宜敷。

【平成二十三年五月靖国神社社頭掲示】

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コメント3件

  1. 佃 充基 より:

    遺される方への心遣いと覚悟が心を撃ちました
    平成23年5月7日
    佃 充基

  2. 外 山 より:

         我が子の代理として遺品を携えて来る練習生
         達を可愛がるお母さんの姿は、母性そのもの
         である。

         飛行機 が無くなり 練習機 しかない状況では、
         全力が出し切れずもったいない。
         精神力に加え、装備万全・準備万端で最高の
         戦闘力を発揮できれば、先に殉じた先輩達に
         戦勝報告ができるはずだ。

     皇紀 2671年11月16日

  3. 外 山 より:

     
       そこらへんの国では、あれだけ堅く鎧っておきながら全く士気
       が上がらない大問題に頭を痛めるが、 そこが何故か我が国
       では軍紀に武器が及ばない不思議が起こる。

       根本の精神が良質だ。 後は、凌駕し圧倒し去る武装が必須。

       女の子へのプレゼントと、 最新の兵器には金を惜しんではな
       らない。

     
                                   皇紀 2672年 9月 20日(木)

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