遺 言

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遺 言

        陸軍兵長 大 瀧 一 郎 命
        昭和二十年六月十四日
        フィリピンにて戦死
        東京都出身  

一、産業戦士として比島へ赴任するとは謂ふも現戦局は皇国未曾有の機局に直面し居る秋(とき)に當り 赴任する故に軍人と何等変らざる覚悟を以って壮途に就くものなり 幸にして途中無事故にて任地に到着の上は一死報国の誠を以って一意増産に奮励するものなり その時と謂ふも父は御前等兄妹の事を毎日無事で健やかに大きくなるやう祈ってゐる 父は三年比島で勤務すると懐かしい御前達の元気な顔を見に帰って来られる筈であるが、然し此の戦局が有利に終らない限りは何年でも帰って来られないが、御父さんが留守である時は御母様や御老父さん御老母さんの云ふ事を良く聞いて立派な人になるやうに言行一致よく勉強してくれ それのみを祈ってゐると共に御前達の躰の上には何時何處ででも目に見えない御父さんの魂が御前達の無事を守ってゐるぞ(中略)

比島赴任にのぞみ

昭和十九年八月六日

                     父より

【平成二十二年六月靖国神社社頭掲示】

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コメント2件

  1. 外 山 より:

     
     
     
       明 治 天 皇 御 製

                 アメ
       おのが身の 守刀は 天にます 

           みおやの ?の みたま なりけり

                (『 類纂新輯明治天皇御集 』6ページ )  

     

     親の魂に守られる。

     招魂された魂が守護する。

     立派な日本人の道が今昔共に繋がっている。
     

     
     うれしい。

     だが、守られるより守る方が面白い。

     その魂を身に受けて、その精神を生きたい。

     

     皇紀 2671年12月 6日

  2. 外 山 より:

     
        親が子に遺すものは、
        自分が一番大事だと思ったことである。

       それは、
       人が生きる上で目指すべきものである。

       だから、
        「 祖先 ・ 親 ・ 子 ・ 孫 」
       に受け継がれるものには共通性がある。

        先祖と今と将来と道が繋がっている。

      先祖が残してくれた恩恵とは何かと問われたならば、 現
     在、 自分自身が受けている恩恵こそがそれである。 それ
     は、積み重ねることがむずかしいということを覚えておくべ
     きである。

      子孫に残そうとする幸福は何かと問われたならば、現在、
     自分自身に 残そうとする幸福こそがそれである。 それは、
     かたむきくつがえり、 だめになりやすいということを考えて
     おくことが必要である。

     『 菜根譚 』/ (講談社学術文庫)
     
    皇紀 2671年 12月 21日

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