誰か故郷を想はざる

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誰か故郷を想はざる

       海軍大尉 市島 保男 命
       神風特別攻撃隊第五昭和隊
       沖縄東南海上にて戦死
       早稲田大学第二高等学院生
       東京都出身 二十三歳

四月二十四日
ただ命を待つだけの軽い気持である。隣の室で「誰か故郷を想はざる」をオルガンで弾いてゐる者がある。平和な南國の雰囲気である。徒然なるまゝにれんげ摘みに出かけたが、今は捧げる人もなし。梨の花とともに包み、僅かに思ひ出をしのぶ。夕闇の中を入浴に行く。隣の室では酒を飲んで騒いでゐるが、それもまたよし。俺は死するまで静かな気持でゐたい。人間は死するまで精進しつゞけるべきだ。まして大和魂を代表するわれわれ特攻隊員である。その名に恥ぢない行動を最後まで堅持したい。
俺は、自己の人生は、人間が歩み得る最も美しい道の一つを歩んできたと信じてゐる。精神も肉体も父母から受けたままで美しく生き抜けたのは、神の大いなる愛と私を囲んでゐた人びとの美しい愛情のおかげであつた。
今かぎりなく美しい祖國に、わが清き生命を捧げ得ることに大きな誇りと喜びを感ずる。

【昭和三十七年三月靖国神社社頭掲示】

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コメント2件

  1. 外 山 より:

     日下公人さんは著書で、人間を「 知 ・ 情 ・ 意 」の三つに
     分析(分割)した場合、この内最も重要なのは意(意志)で
     あると仰っていて、これは英霊によって明白です。

     護国の意志の固さは鋼のように強靭であり 、 この精神に
     よって、家族に対する篤い情と、学問と技術的な知恵が一
     つに束ねられています。

     言い かえれば 、 情 と 知 が意志の目指すものに従って 、
     知 仁 勇 が合体しています。

     知 と 情とは、一方が進めばもう片方が立ち止まるような関
     係性であることが多いですが、意志が先頭で率いることで、
     バランスがとれてくるのだと想います。

     こういうのが、僕の想う英霊の凄さです。

     皇紀 2671年11月23日

  2. 外 山 より:

     
     ソクラテスが死ぬ時も、余裕綽綽であったといいます。

     こんな偉人が簡単に存在するのが、僕のお国自慢です。

     そして、大和魂のその理想の高さが尊敬する理由です。

     
     皇紀 2672年 1月 3日

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